東南アジア最高峰 4095m キナバル山登山
(2004.8.5up)


サンダカンからコタキナバルへ向かう道の途中から見たキナバル山

サバの誇り、キナバル山。東南アジア最高峰、富士山よりも高い4095m。ボルネオに住んでいるなら一度は登ってみたい山です。登山道がよく整備されているので、特別な登山技術を使わずに上まで登れます。もちろん体力、気力は人並みに必要です。登山初心者の私でも頂上まで登れましたので是非一度チャレンジしてみてください。


GUIDE

<予約>
キナバル山に登るには山の宿泊施設の予約が必要です。
KKにある公園事務局キナバル・ゴールド・リゾートへFAXで申し込みます。
面倒ならば、お金はかかりますがツアー会社に手配を任せると楽です。ネットでいろいろ検索してみてください。

<ガイドとポーター、その他料金>
ガイド無しの登山は許可されていません。人数によってガイド料が違います。4人だとRM74でした。ポーターは10kgまでRM80位。不要な荷物は公園本部で預かってもらえるので、よほど体力に自信が無い人以外ポーターは必要ないでしょう。
入山料と保険料合わせて4人でRM414(外国人価格)、登山口までのバス代4人で往復RM25、必要なお金はこんなもんかな。

<コース>
登山口は2つあります。オリジナルルートのティンポホンゲートとマシラウルートのマシラウリゾートです。オリジナルルートとマシラウルートは途中(ラヤンラヤン職員宿舎辺り)で合流します。マシラウルートのほうが2km程長いそうです。私は行き帰りともオリジナルルートでした。
1日目は午前中に出発します。前日にKK泊の場合は朝9〜10時頃に公園本部に着いて、それから出発です。公園本部近くに宿泊した場合はもっと早くに出発できます。
10時出発で、休み休みいって、1時過ぎにラヤンラヤン職員宿舎辺りでお昼。4時頃ラバンラタ着。夕食をとって就寝、夜中2時起床、3時前頂上に向けて出発、6時半頃頂上着、下山、9時過ぎラバンラタ着、休憩、10時半ラバンラタ出発、午後3時ごろ登山口へ帰還。かなりのんびりペースですが、大体の日程はこんなもんです。

<持ち物>
両手はあけておきましょう。荷物はバックパック(リュック?)につめましょう。雨具、懐中電灯、非常食は必須。笛も必須だそうですが、うちらは持ってませんでした。いざというときに助けを呼ぶためです。懐中電灯は両手があくようにヘッドランプがオススメですが首に掛けてもなんとかなります。替えの電池は必ず持っていきましょう。
非常食はエネルギー補給で食べる分の他に遭難(するのか?)したときの食料として必ず持って行きましょう。チョコやキャンディ、クッキーなど休憩所でちょこちょこ食べる楽しみがあるものがいいです。水は、フィルターを通してない水が休憩所ごとにありますが(オリジナルルートのみ)、ペットボトルで持っていっておきましょう。お昼ごはん用の食料も忘れずに。ツアーで申し込むとランチボックスがついてきますが、それ以外の場合は事前に用意しましょう。公園本部前のレストランで買うことも出来ます。
頂上へ登るときはラバンラタに荷物を置いていけるので身軽です。

<服装>
天気によって違いますが雨具は必須です。出来ればゴアテックスなど軽くて撥水性のよいものを用意しましょう。風よけにもなります。
ラバンラタまではTシャツにレインコート(雨が降ってなければ長袖シャツ)で十分でした。下はなんちゃってカーゴパンツをはいてましたが、動きやすくて乾きやすければなんでもok。ぴちぴちスパッツや短パンで登っている人もいました。スカート&タンクトップの人もいました。びっくり。靴は滑りにくくて防水性のある運動靴ならなんでもokです。ツワモノはビーチサンダルで登ってます。
ラバンラタから頂上までは本格的になってくるので装備が変わります。ビーチサンダルとスカートでは絶対無理です。なんたって寒いし。私はTシャツ、長袖シャツ、レインコート、下はタイツ、カーゴパンツ、雨具をはきました。手袋は軍手を持っていきましたがこれは失敗。雨に濡れると手がかじかんできます。スキー用の手袋を持ってくれば良かった。マフラーや毛糸の帽子を持ってきている人もいましたが、動いていればそれほど寒くありません。靴下も普通のもので十分です。カイロがあると気休めになります。

<その他>
登山口で杖を借りることができます。これがあるとかなり楽そう。私も借りればよかった〜。途中で借りたいと思っても後のまつりです。


これが登頂証明書だ!
ここに載ってる鳥、植物は全部見られました。
ちなみに頂上までいけなかった人はモノクロバージョンがもらえます。


ぴあ日記から抜粋
2004/7/27(火) 登山前夜 KK宿泊

 今日の夕方KKへ行って1泊して、明日は朝からキナバル登山だ。
朝から大急ぎで洗濯機をまわして掃除して、で、登山の準備。っていっても登山なんてしたことないし何を準備していいのかよくわからない。とりあえず着替え、上のほうは寒いから防寒具なども。それから非常食やら懐中電灯やらなんやらとそろえて、ダーに借りたリュックにつめた。ダーは登山用のでっかいやつだけど、私はそんなものをもってないのでダーの町歩き用の普通のリュックだ。こんなのでいいのかな。よくわからん。だいたい、登山初めての人間がいきなり東南アジア最高峰4095mに挑戦するなっての。
大丈夫かなー、ほんとに。気胸のことも心配だし。気胸の再発はないと思うけれど、手術で人より肺が小さくなってるし、もともと心肺機能が弱くて、駅の階段上っただけで息切れするのにさ。トレーニングしなきゃ、といいつつ、階段での踏み台昇降は3日で終わってしまったし。忙しかったからさぁ。まぁ何事もチャレンジだ。ダメなら途中でやめればいいさ。

4時半頃サンダカン空港へ。スカウから戻ったダーの友人N夫妻も同じ便でKKへ。プロムナード、今回もプロムナードフロアを頼んだんだけれどスイートが満室でデラックスになってしまった。その分安かったけど。もちろんカクテルアワーは同じように楽しめます。4人でワインを2杯ずつ飲んで、それからセドコへ。またまたソフトシェルクラブを食べた。やっぱおいしー。明日は登山だというのに壮行会と称してけっこうビール飲んじゃったな。まぁ大丈夫だろう。がんばるぞ!


2004/7/28(水) キナバル登山 公園本部からラバンラタへ

とうとう来てしまった、この日が。
登山の経験まったくなし、高校の行事で六甲山に登った程度なのにいきなり東南アジア最高峰ですよ。4095mですよ。富士山より高いんですよ。
なんと無謀な・・・と思われるかもしれないけれど、キナバル山は誰でも登れるとの話なのでまぁがんばってみよう、と。やっぱボルネオに住んでいるからには一度は登っておきたいしね。
というより何より、サイト充実の為に登っておかないとというのが本音です。身体をはってのネタ作り、別にお金をもらえる訳でなし、何故そこまでするのか自分でもよくわからないけど、とにかくがんばろう。

今回のキナバル登山はcuti.com.myというサイトを使って予約してみた。個人で手配する場合、KKにある公園局だかなんだかで手配しなければいけないんだけどなんか面倒だったのでここで頼んでみた。
途中の山小屋4人1部屋の部屋代と食事、お弁当、KKからキナバル公園への送迎がついて一人RM269。ローカル向けのサイトなので普通の値段だと思う。外国人向けのツアー会社のはめちゃ高かった。検索で見つけたところなので本当に大丈夫なのか、といろいろ心配だったが値段や日程の件で何度もメールのやり取りをして最終的にはうまく手配できた。

そんなわけで今朝は朝7時にWisma SABAHにあるキナバルネイチャーリゾート前で待ち合わせ。N夫妻と4人で7時ちょうどに着。しかし誰もいない。ここでかなり不安になったけど、7時半頃迎えのバンが到着した。30分の遅刻はマレーシアでは遅刻とはいえないだろう。

入山許可証9時半頃キナバル公園本部に到着した。明日は午後2時半〜4時半で迎えにくるとのことだった。本部で入山の登録をして、入山料、ガイド料、保険などを支払い、ガイドのジュリウスさんとご対面。これからお世話になります〜。写真は入山許可証。いつも首にかけてます。

10時過ぎに公園本部から登山ゲートまでバスに乗り、登山開始だ。ちなみにここの標高は1800m。登山ゲートには去年のクライマソンの上位3名の名前とタイムがあった。うちらが1泊2日かけて登るところを3時間切って走ってるんですよ。NHKの特集番組を見たけれどほんまにすごかった。

今日の天気はイマイチだ。曇っているし、すぐに雨も降ってきそう。ってことで私のいでたちは、ユニクロの速乾Tシャツの上に長袖Tシャツ、そしてゴアテックスのレインコート。下はなんちゃってカーゴパンツみたいなもの。靴は日本から持ってきた3千円のトレッキングシューズ、そして荷物はリュック一つ。

歩き出してすぐに、これは私には無理ではないかという思いが湧いてきた。だって、しんどいんだもん!すぐに息があがる。そりゃ駅の階段上っただけで息があがるんだから当たり前なんだけどさ。やっぱ登山だなー。ハイキングとは違うよなーと思いつつ歩いてたら最初の休憩所にたどり着いた。その後、いくつもの休憩所があったが、そのたびに5分くらい休んだ。もちろん休憩所以外でもしんどくなったら立ち止まった。自分のペースで行けばいいんだよね。上からは帰りの人たちが降りてくる。いいなぁ。。。でも、帰りもしんどそうだなぁ。。。途中、1時ごろに立ち寄った休憩所でランチボックスのサンドイッチを食べた。

さて天気はずばり登山日和では無かったでしょう。曇り、霧雨、小雨、の繰り返しでずーっと濡れっぱなしで歩いた。まぁでもカンカン照りで暑いよりいいか。動いている分にはちょうどいい温度だ。立ち止まると寒いけど。

登山道はさすがに噂どおり綺麗に整備されていた。危なそうな所には手すりがあるし、階段状になっているところも多い。しかしまぁ疲れますよ、ほんと。登山経験者にはなんってことない、トレッキング感覚の山なんだろうけど。
途中でウツボカズラ発見。おかげでやる気がわいた。しかししんどい。

ラバンラタレストハウスかなりの時間をかけて、4時過ぎに標高3200mのところにあるラバンラタ小屋に到着した。今日はここに泊まって明日の早朝3時ごろに頂上へ向けて出発するのだ。

部屋にはヒーターと2つの二段ベッドがあった。十分ですな。シャワーはぬるいながらも一応お湯が出るし。部屋で一息ついて、シャワーを浴びたら夕飯だ。夕飯は5時から7時。ナシチャンプルだけど、メニューはちょっと西洋人向けだな。客はほとんどが西洋人だった。ビールは1缶RM10だった。高いといえば高いけれど、ここまで運んでくる人のことを思えばぜんぜん安い。この食材も毎日運んでいる人がいるわけだよね。うー、ご苦労様です。信じられん。各休憩所にはゴミ箱が設置され、ここの小屋にもゴミ箱があったけれどそこに捨てられたゴミも誰かが背負って持って降りるわけだよね。そうを考えるとゴミは捨てられなかった。全部持って帰った。

食事が終わり、明日の用意をしたらすぐに就寝だ。
ここのチェックアウトは朝10時半なので、必要の無いものは部屋に置いていける。最低限の荷物だけをダーのリュックに詰めてもらって、私は明日は手ぶらで行くことにした。明日は早朝(というか深夜)2時半にガイドのジュリウスさんと待ち合わせ。筋肉痛を残さないためにストレッチをしてから7時半頃ベッドに入った。


2004/7/29 (木) 頂上ロウズピークへ、そして下山

・・・ベッドに入ったのはいいけれど、全然眠れない。夕飯のときに飲んだコーヒーのせいか、疲れすぎているせいか、高度のせいか、なんなのか分からないけれどまったく寝付けないので無理に寝ようとは思わずそのままボーっとしながらストレッチをしていた。そして結局一睡もせずに2時になってしまった。

身支度をして、軽くスナック(ミーゴレン)を食べて、2時50分頃出発した。外は当然まっくらだ。懐中電灯(首にかけたりヘッドランプにしたりして両手はあけておきましょう)だけを頼りに急な坂を登った。しばらく行くと、なんかいきなりすごい場所に来てしまった。岩の上にロープがあってさ、そのロープにつかまりながら足場の悪い所を歩くの。下を見たらちびりそうになった。ここって落ちたら死ぬんじゃ・・・。今は暗いのであまり見えないからいいけれど、帰りは明るくなってる。うわーん、高所恐怖症の私に降りられるだろうか?すんごい心配。しかし今はとりあえず登るのが先だ。軍手を雨でびちょびちょに濡らしながら必死でロープにつかまってDanger Zoneを登った。ここが一番怖かったね。こんなとこ、素人が登っていいいのだろうか。登山経験者にはたいしたことないところなんだろうけど、私にはマジで怖かった。

その岩場でどんどん高度を稼ぎ、サヤサヤチェックポイントへ。休むまもなくあとはひたすら頂上へ。この辺はもうずーっと岩場。雨に濡れているので滑りやすい。ロープを頼りに登っていく。

ダーのGPSの高度計が3776mを示した。うわー、富士山頂だよ、ここ!なんだ、富士山、けっこう低いんじゃん。というのが感想だ。このあたりまで来るとかなり酸素が薄くなっているので頭が痛くなってきたりするらしい。いわゆる高山病。Nさん夫妻は頭痛薬を飲んでいた。ダーもだんだん頭が痛くなってきたと言うのでタイレノールをあげた。みんなは酸素薄いよーと言うんだけど、私にはわからなかった。頭も全然痛くならないし、酸素もいつもと同じようにしか思えない。これってつまり私は普段から薄い酸素で生活しているということか?肺がちゃんと働いてなくてさ。それとも気胸のときにずっと酸素不足だったから薄い酸素に慣れているってことか?まぁなんにしろ頭が痛くならないのは助かった。もちろん高山病を感じなかったというだけで、めっちゃ息切れするし、しんどいよ。でも普段からよく息切れしているからこんなもんだろ、と思えた。

5時半を過ぎ、空がだんだん白んでくる。しかし今日はめちゃくちゃ霧が出てるね。50m前方も見えないくらい。ほんとにこりゃ登山日和じゃないなぁ。こんなんじゃ日の出なんか見れないでしょうに。

4000mを越えた。頂上まではあと少しだ。すでに頂上にたどり着いた人たちがどんどん下りてきていて「あとちょっと!がんばって!」と声を掛けてくれる。いやはや、そのあとちょっとがしんどいんだってば〜。すっかり明るくなった中を頂上へ向けて歩く。そして最後の岩場を登りきり、やっと頂上、ロウズピークだー!!!やったよー!4095m、東南アジア最高峰に私は立ったよ!登山初体験のずぶの素人がここまで来れたよ!エライよー、自分。よくやった!正直感動した!頂上ロウズピークだ!!!

時間は7時前だったかなぁ。残念ながらおもいっきり霧が出ていて下界はまったく見えず。かなり無念だ。頂上は狭いので、写真を撮ってすぐに降りた。すこし降りると広い岩場に出るのでそこで休憩していると急に霧が晴れた。いきなり。ぱーっと下界が広がる。周りのピークも見えてくる。すごい、美しい。すばらしい。そして登ってきた岩場も見える。こんなところを登ってきたのか、私は。感動的だ。
しかし、降りられるのか?景色はいいんだけどさー、はっきり見えると怖いんだよー。でも途中からまた一面霧が出た。一瞬だったね。

雨に濡れた岩は滑りやすい。一度すべるとそのままおっこちていきそうな気分になるので(そんなことは無いはずだけど)慎重に歩いた。クライマソンの選手はこんなとこ平気でぱーっと走って行くんだよね。信じられん。サヤサヤ小屋まで到着、そこでチェックを受け、そして私の最大の難関へ。Danger Zoneの看板がある。ロープにしっかりつかまって、後ろ向きで降りた。そうすりゃ下界が見えなくて怖くないし。足を滑らせたら死ぬだろ、ってとこでは真剣に膝がガクガクした。降りてから上を見上げると、「私、ほんとにここを登ったの?」って感じだった。行きは暗かったし無我夢中だったので登れたけど、改めて見てみるとすんごい岩場だなぁ。。。

さて、このDanger Zoneさえ過ぎればあとは危険なところは無い。しんどいだけ。膝に負担がかからないようしっかり地面を踏みしめながら降りた。9時過ぎにラバンラタ小屋に到着。つっかれたー!朝ごはんを食べて、荷物を詰め替えて、ちょっとだけ休んで、チェックアウトして10時半頃出発した。

帰りも相変わらず霧雨小雨だ。途中で荷物を持ったローカルたちとたくさんすれ違う。きっと今日の食材やビールや入ってるんだよね。ガスボンベを背負ってる人もいた。すごすぎる・・・。下ってくる人はひぃひぃ言いながら降りている私の横を荷物を背負ったままカモシカのように走り抜けるのだ。信じられんー。

登山は上りよりも下りがしんどいと聞いていたが、それはやはり本当だった。というか、しんどさの種類が違うんよね。上りのしんどさは、息切れのしんどさ。息切れはちょっと休めば回復するので、休み休み行けばなんとかなる。しかし下りのしんどさは足の筋肉の疲労。膝に負担をかけないよう、ドスンドスンと歩かないようにするには太ももの筋肉をかなり使う。ふくらはぎも痛くなってくる。筋肉の疲労ってのは少々休んでも全然回復しないのだ。もう足が笑いまくっている。膝カックン状態。もうだめ、もう歩けない、と思いつつも歩かなきゃ帰れないからねぇ・・・。どんどんペースが落ちてくる。あとはもう気力だけ。

そしてとうとう最後。登りの階段だ。なんでこんな最後に登りなんだ!もうどうがんばっても足が上がらない。仕方ないのでズボンをつかんで腕の力で足を持ち上げてうわーっと勢い良く上がった。そういやクライマソンの最後もしんどそうに階段上ってたっけ。。。

帰還は3時ごろでした。つ、つかれた・・・・。もう平地を歩くのもつらい。でも歩かなきゃ帰れない。バスに乗って登山口から公園本部へ戻ってきた。早く家に帰って横になりたいー。が、迎えのバンが来ていなかった。4時ごろ迎えのバンが到着。交渉して空港まで送ってもらい、KK泊のNさん夫妻とお別れ。KK19時発の便でサンダカンへ帰ってきた。もう、これ以上は無いというほど疲れきっていた。頭ぼさぼさ、顔はスッピン、汗でどろどろ、こんな姿誰にも見られたくない。が、帰りの飛行機、八番ガイドの読者様かもしれない人が近くにいた。もしもそうならアレは私ではありませんので忘れてください。

帰って来てからガイドブックを読みなおしてみた。キナバル登山、「誰でも登れる」の前に、「登山経験者なら 誰でも登れる」「山歩きの経験がある者なら 誰でも登れる」とあった。そうか、大事な一文を読み飛ばしていたのか、私は。まったくの初心者が誰でも登れるわけではなかったのだ。そりゃーそうだ。なんたって4095mだもん。

まぁでも、私が登れたんだから人並みの体力と、人並み以上の気力&好奇心がある人なら誰でも登れると思います。多分2年前の私だったら登れてなかったと思う。2年前、足痩せのために始めた毎晩10回のスクワットのおかげで足にほどよい筋肉がついたので、それのおかげで登れたんだと思うな。

まぁとにかくめっちゃくちゃ疲れたけれど、登ってよかった。なんたって東南アジア最高峰だもんね。富士山より高いんだもんね。もちろんnRM10払って証明書ももらったもんね。やっとこさこれぞ私がサバに生きた証、ということで。



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